大統領候補プロホロフ氏の今後: 投票率7%のあとも生き残れるか

=ニヤーズ・カリム

=ニヤーズ・カリム

大統領候補に初めて躍り出たミハイル・プロホロフ氏は、先日の選挙で他候補に比べて高い得票率(第三位)を獲得した。社会からのこうした支持の理由、そしてこの実業家が今後、政治家としてどう歩んでいくのか、専門家らの間で議論を呼んでいる。その数人の見解をRBTHが取材した。

エヴゲニー・ミンチェンコ氏 (国際政治審査研究所所長)

プロホロフ氏はまだ政治家ではなく、半製品だ。彼にはまったく人気はない。要するに、権力が彼を文字どおり無理やり引っ張り出して、この結果にしたのだと私は思う。彼が右派リベラルの位置を占めたこと、また一方では、(選挙で)唯一の新しい候補者だったことで、それは説明できる。

(プロホロフ氏が政界に残るかと言えば)、それは彼の戦略次第だ。戦略的に彼には数多くの問題がある。(選挙で彼にあったような)特権はもう今後はないだろう。彼の選挙運動はバーチャルとメディアによるものだった。将来は何かより効果的なものを考え出さねばならないだろう。

グレープ・パヴロフスキー (政治学者)

プロホロフ氏は都市部の有権者にシグナルを送った。彼のシグナルは大衆に訴えるリベラルな議題を内に含んでいた。社会が抗議行動に目覚めたことも、彼にとっては追い風だった。(通りに出た)浮動票層の有権者らは、概ね彼に投票した。プロホロフ氏は短距離政治競走を行い、一躍ブームになった。彼は選挙後、党を結成する意向であることを既に表明している。ディレッタントが政治家に変身するのは、これが初めてのケースではない。プーチン氏も同様に、1999年にディレッタントとしての出発したのだ。プロホロフ氏は今、政治学習の最中だ。彼の学習のスピードは速く、そのことが彼の助けになっている。

ミハイル・ヴィノグラードフ氏 (政治学者、ペテルブルグ政治基金理事長)

プロホロフ氏から何か特別な綱領を聞くことはなかった。そのため、彼に対する社会の態度を評価するのは難しい。他の候補者らと比べたとき、プロホロフ氏の目新しさと相対的な若さが役だったのだと思う。今後の政治家としての歩みを言えば、プロホロフ氏自身が今回得られた結果をどうコンバートさせていくべきか、まだ最終的には決めかねていると思う。想定される第一のケースは、政府の何かのポストとの交換だ。だが、普通の閣僚ポストでは、彼のステータスの低下になるだろうし、それは名声を経歴と交換することになる。第二のケースは、政党を作ることだ。これには意味があり、大きな関心を呼ぶだろうが、それは任期満了前に議会選挙が実施される場合に限られる。