露米外相、北朝鮮の核開発とシリア停戦を討議

 ロシアのラヴロフ外相と米国のケリー国務長官は土曜、電話会談し、北朝鮮のミサイルおよび核開発に対する新たな国連安全保障理事会決議の準備の状況について、詳細な議論を行った。

 「国際社会の反応は強固なものでなければならない。かつそれは、北朝鮮の核およびミサイル開発の補給経路を遮断することを目指したものとならねばならない。ラヴロフ外相はそう指摘した。ただし、その際には、ただでさえ困難な人道的状況を考慮する必要があり、経済の民間部門における外国パートナーとの合法的な関係を害しないよう注意しなければならない」とロシア外務省。

 また、両外相は、シリアについて議論した。「両外相はシリアの停戦発効を歓迎した」と外務省。

 シリアで28日未明、停戦が発効した。反体制派の100グループがこれを支持しているが、国連安全保障理事会レベルでテロ組織として認定されているダーイシュ(IS、イスラム国、ロシアでは活動が禁止されている組織)やアル=ヌスラ戦線(同)は停戦の対象ではない。

 シリア人権監視団は、全体として、シリアのほとんどの領域で停戦が順守されている、としている。

*「Sputnik日本」より転載

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