プーチン大統領、フランスの人々に哀悼の意を表明

ニースで14日夜、何者かがトラックに乗って、花火見物に集まっていた群衆の中に突っ込んだ=

ニースで14日夜、何者かがトラックに乗って、花火見物に集まっていた群衆の中に突っ込んだ=

EPA撮影
 プーチン大統領はニースで行なわれたテロの残酷さとシニズムに衝撃を受けている。フランスのフランソワ・オランド大統領宛ての弔電に記された。

 「貴国の国民の祝日に行なわれたこの犯罪の残酷さとシニズムは衝撃的だ。我々は改めて、テロリズムが絶対的に人間の道徳にとって異質であるということを確信した。何一つ罪のない平和な市民が、女性や子供さえも、テロの犠牲になってしまう」

 プーチン大統領は犠牲者の遺族や友人たちへの同情と支援の言葉を伝え、負傷者全員の早期回復を願った。

 クレムリンのプレスサービスによると、ロシア大統領はまた次のように強調した。

 「この<怪物じみた邪悪>に勝利するためには、すべての文明人が力を合わせ、一貫して、かつ妥協なく、あらゆる形態のテロリズムの、あらゆる発露と戦わねばならない。すなわち、たとえどこに隠れていようと、戦闘員やその思想的リーダーを殺害もしくは無害化し、過激な地下組織のインフラを組織的に破壊し、その財政支援を厳しく遮断しなければならない」

 ニースの海岸通りプロムナード・デ・ザングレで14日夜、何者かがトラックに乗って、花火見物に集まっていた群衆の中に突っ込んだ。この日はフランス革命を記念する祝日(パリ祭/フランス国民祭/フランス国祭)だった。このテロで少なくとも84人が死亡した。

記事全文(露語)

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