ウクライナへのロシア産ガスの供給は、ウクライナの国営会社「ナフトガス」から新たな支払いが行われるまで停止される。「ガスプロム」のアレクセイ・ミレル社長がこれを伝えた。
「本日、朝10時の時点で、『ナフトガス・ウクライナ』は前払い分のロシア産ガスの受領を完了した。新たな前払いは行われなかった。『ナフトガス』側からのガス供給依頼はない。このようにして、新たな支払いが同社より行われるまで、供給は停止する」とミレル社長の発表に記されている。
ミレル社長はまた、ロシア産ガスの購入拒否は、ウクライナを経由したヨーロッパへの通過ガスの信頼性、冬に向けたウクライナの消費者へのガス供給を深刻なリスクにさらすことを指摘した。
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アレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相は先に、ウクライナがクリミアへの送電を停止したことを受けて、ロシアがウクライナへの石炭供給を停止する可能性があると述べていた。「コメルサント」紙は、ロシアが公式な命令なしに、ウクライナへの石炭輸出を24日から停止したと伝えている。
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