軌道上の寄港用基地建造開始

 ロシア最大手ロケット宇宙企業「エネルギヤ」は、宇宙ステーションを含む宇宙船の点検、整備、燃料補給を行う、軌道基地の建造を始めた。国際宇宙ステーション(ISS)ロシア区画飛行責任者、ウラジーミル・ソロヴィヨフ氏がこれを明らかにした。

 「このような基地は、科学研究以外にも、点検・整備の機能を備えていなければならない」。

 ソロヴィヨフ氏は、この基地でさまざまな宇宙船の点検が行われると説明。「有人飛行船を含む深宇宙に向う飛行船を、点検、整備、追加建造、燃料補給し、月や火星に送ることができるような基地。国際宇宙ステーションだけを対象にしているわけではない」。

 さらにこう話す。「月や火星に行ったら、今度はそこで基地をつくらなくてはならない」。

 

*元記事(露語)http://vz.ru/news/2013/7/17/641689.html

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