魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展

 1909年にパリで鮮烈なデビューを果たしたバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)は、革新的なステージにより一世を風靡した伝説のバレエ団です。主宰者セルゲイ・ディアギレフ(1872-1929)の慧眼により、同バレエ団はワツラフ・ニジンスキー(1889-1950)をはじめとする伝説のバレエ・ダンサ ーや振付家に加え、20世紀を代表する作曲家ストラヴィンスキーら、数々の新しい才能を輩出しました。ロシアのエキゾティシズムとして人気を集めたバレエ・リュスは、やがてピカソやマティス、コクトー、ブラック、ローラ ンサン、シャネルら、当時パリで活躍していた前衛の若手アーティストを取り 込み、新しいスタイルの「総合芸術」として、バレエだけでなく美術やファッション、音楽の世界にも大きな影響を与えました。
 本展では、オーストラリア国立美術館が有する世界屈指のバレエ・リュスのコスチューム・コレクション約145点を中心に、デザイン画や資料など、これまでにない規模でその魅力の全貌を紹介します。

 会場国立新美術館
 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
 会期:2014年6月18日(水)~2014年9月1日(月)
 料金:一般 1,500(1,300)円/大学生 1,200(1,000)円/高校生 600(400)円

もっと読む:現代芸術の仕掛け人:セルゲイ・ディアギレフ >>>

https://cdni.rbth.com/rbthmedia/images/web/br-rbth/images/2014-04/extra/56.jpg

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