ロシア・ウクライナ・ベラルーシの肥料産業

 ロシアNIS貿易会では6月30日(火)に、「ロシア・ウクライナ・ベラルーシの肥料産業」と題する報告会を 開催することになりましたので、ご案内申し上げます。

 CIS諸国の無機肥料産業は、世界的に見てもかなり大きなプレゼンスを誇っており、同諸国にとって基幹産業の一つとなっています。その中でも、ロシア・ウクライナ・ベラルーシの3国が、肥料の代表的な生 産国です。ロシアは窒素・リン酸・カリと三大肥料のいずれにおいても重要な供給国であり、ウクライナ は窒素肥料で一定の地歩を占め、ベラルーシはカリ肥料の世界的な産出・輸出国となっています。

 その一方で、肥料産業はロシア・ウクライナ間、ロシア・ベラルーシ間のトラブルの原因となることも少なくありません。窒素肥料では原料として天然ガスを使用するため、ガス供給をロシアに依存するウクライナでは現在、産業としての存続が危ぶまれる状況となっています。また、ベラルーシのカリ肥料産業 は、一頃ロシアとの共同販売体制を築いて高価格維持に成功していましたが、2013年にそのパートナー シップが崩壊し、現在はむしろ熾烈なライバル関係になっています。

 以上のような情勢を踏まえ、今回の報告会では、ロシアNIS経済研究所の服部より、ロシア・ウクライ ナ・ベラルーシの肥料産業の概要と、その関係性に関し報告させていただきます。統計データ、主要プレーヤーのプロフィールや最新の動きなどを中心に、情報提供を試みます。


日時:6月30日(火)13:30~15:00

場所:ロシアNIS貿易会

 

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