日本がヤマルLNG計画を注視

 ロシアの独立系天然ガス生産・販売会社「ノヴァテク」が運営するヤマル半島の液化天然ガス(LNG)開発プロジェクトを、ロシアとの協力の重要な分野の一つであると、日本は考えている。白石和子北極担当大使が2月29日、このように述べた。

 日本とロシアの北極圏における主要な協力分野3分野とは、ヤマルLNG、北極海航路、北極調査である。白石北極担当大使の話として、「スプートニク」ニュースが伝えている。

 270億ドル(約2兆9700億円)のヤマルLNG開発プロジェクトには、南タンベイ天然ガス田(推定埋蔵量9070億立法メートル)のガスを液化する工場の建設が含まれる。権益保有比率はノヴァテク60%、フランスの「トタル」20%、「中国石油天然气集団公司(CNPC)」20%。

 「投資家、エンジニアリング会社、サプライヤーとしての日本企業のプロジェクトへの参加を歓迎する」と、ノバテクのレオニド・ミヘリソン取締役会長は「タス通信」に話した。

 

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