アイスホッケー世界選手権が閉幕

カナダ代表、モスクワ、5月22日=

カナダ代表、モスクワ、5月22日=

セルゲイ・ファダイチェフ撮影/タス通信
 2016年「アイスホッケー世界選手権」(チャンピオンシップ)が5月6日~22日、ロシアのモスクワとサンクトペテルブルクで開催された。ロシア代表は、3位決定戦(22日)でアメリカ代表と対戦し、7-2で勝利。銅メダルを手にした。

カナダがフィンランドを破り優勝

 決勝(22日)で、カナダ代表はフィンランド代表を2-0で破り、見事優勝した。カナダの世界選手権での優勝は26回目。決定的となったのは、NHL「エドモントン・オイラーズ」所属のセンターフォワード、コナー・マクディヴィッド(19)のゴール。

 世界選手権の得点王は、ウェーデンのグスタフ・ナイキスト(26)とフィンランドのパトリック・ライネ(18)で、それぞれ7ゴールをあげた。世界ホッケーの別の新星、ライネは、今大会でMVPを獲得し、最高フォワードに選ばれた。

 

「最高フォワード」にヴァジム・シパチョフ

 ロシア代表には、アレクサンドル・オヴェチキン、パベル・ダチュク、アルテミイ・パナリンなどの世界レベルのスターが加わっていたにもかかわらず、3位に終わった。準決勝でフィンランドと対戦し、1-3で負けてしまった。ロシアの敗北の苦さを幾分和らげてくれたのは、今大会の最高フォワードにKHL「SKAサンクトペテルブルク」のヴァジム・シパチョフが選ばれたという事実である。6ゴール、12パスという成績をあげた。

 2週間の開催期間中、サンクトペテルブルクの「ユビレイヌイ」およびモスクワの「VTBアイスパレス」では64試合が行われ、40万人以上の観客が訪れた。

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