詩人エフゲニー・エフトゥシェンコが84歳で死去

エフゲニー・エフトゥシェンコ=

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パヴェル・スメルチン/タス通信
 詩人エフゲニー・エフトゥシェンコが死去した。84歳だった。4月2日、タス通信に詩人の友人、ミハイル・モルグリスが伝えた。

 モスクワでエフゲニー・エフトゥシェンコの誕生日7月18日に合わせて、記念行事が行われることになっていた。その統括プロデューサー、セルゲイ・ヴィンニコフが伝えたところによると、エフトゥシェンコは、詩人ボリス・パステルナークの墓の隣に葬られることを希望したという。パステルナークの墓は、モスクワ郊外の作家村ペレデルキノにある。

 エフゲニー・エフトゥシェンコは1932年(パスポートでは1933年)に生まれた。父アレクサンドル・ガングヌスは地質学者で、趣味で詩作をしていた。

 エフトゥシェンコの詩が初めて掲載されたのは、ソビエト・スポーツ紙上で、1952年には処女詩集『未来の偵察兵』が刊行され、同年、ソ連作家同盟の一員となる。1963年にはノーベル文学賞の候補となる。

 エフトゥシェンコは150冊以上の著書を刊行しており、日本語を含む多数の外国語に訳されている。

 

タス通信の記事を抄訳

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