ちょっと変わったロシアのサービス

2017年3月17日 アンナ・トレチャク
 ロシアの起業家たちは奇想天外なアイデアでビジネスを成功させることができるということを証明した。ロシアのインターネット上に昨年現れた人々を驚かせる新たなサービスを3つ紹介しよう。
Flower
ブーケ  =報道写真

レンタルブーケ

 男性から100万本のバラを贈られてみたい、知人に深い印象を与えたい、おそらくすべての女性がそんな願いを持っているに違いない。これをヒントにあるビジネスマンは、国際婦人デー(3月8日)を前にソーシャルネットワークにレンタルブーケのアカウントを開設した。

 インスタグラムに@arendatsvetov(花レンタル)というアカウントを開設したアレクサンドルさんは「3月8日の前日にサービスをスタートしました。ただ写真撮影のために花を貸し出ししたらどうかというアイデアはそのもっと前から頭に浮かんでいたのです」と話す。

 レンタルの流れはシンプル。オーダーすると利用者の自宅に101本のバラの花束が届けられ、写真を撮影するのに10分間使うことができる。インスタグラムのフォロワーたちをもっと驚かせたいという女性客は配達係の男性に彼氏役をお願いすることもできるという。料金は1000ルーブル(およそ2000円)。さらに300ルーブル(およそ600円)追加すれば、シャネル、アルマーニ、ティファニーといったブランドの紙袋を借りることもできる。

 このサービス、予想外に多くの注文があったとのこと。アレクサンドルさんは「挑発的なサービスではありますが、数日間で100人以上のオーダーがあり、すべてのオーダーを受注することができなかったほどです」と話す。

 利用者はほとんど女性だったが、ブランド物の紙袋と写真を撮りたいと言う男性もいたという。このサービス、国際婦人デー後もまだ需要があり、@arendatsvetovでは花を使った新たなプロジェクトを準備しているそうだ。

 

にんげん湯たんぽ

ヴィクトリア・イヴさん=報道写真ヴィクトリア・イヴさん=報道写真

 モスクワ出身のヴィクトリア・イヴさん(21)は寒い夜のベッドをたった4900ルーブル(およそ9500円)であなたのために暖めてくれる。自らのプロジェクトについてヴィクトリヤさんは「注文があったお宅に出向き、シャワーを浴び、自分のパジャマに着替え、15~20分ほどベッドに横たわります。希望する利用客とは会話をすることもあります。そうしているうちにベッドが暖まるとわたしの仕事は終わり。家に帰ります」と説明する。

 もちろん性的なサービスは一切ないとヴィクトリヤさんは強調する。利用客のところに出かける時はガードマンを付けており、何か危険があった場合は防犯ブザーで彼を呼び出すことができるようにしてある。しかし彼女は客には恵まれ、これまでにそのような事態に巻き込まれたことは一度もないそうだ。このサービスのサイトはこちら: http://www.she-is-generator.ru/

 

1時間だけのレンタルネコ

ネコ= Global Look Pressネコ= Global Look Press

 ロシアの都市キーロフではレンタルネコのサービスが登場。代表のワシリーさんはインターファクス通信からのインタビューで「ネコを飼う前に、多くの人はネコの臭いや床に落ちる毛、また飼い主としての責任を取れるかなど長いこと悩むものです」と話す。

 このサービスはこうした悩みを抱える人々に、正しい決断をし、鬱から解放されるのを助けるものとなるだろうとワシリーさんは話している。利用者はこのサービスを使って、家でネコを飼うということがどういうものなのか、自分にペットを飼う必要があるのかどうなのか判断しようとする人が多いという。

 現在貸し出されているネコは3匹。プロジェクトの代表によれば、どのネコもとても人懐こいという。ただ一度だけネコが利用者の子供を引っ掻いたことがあるそうだ。

 ネコたちが見知らぬ利用者と会うのに疲れないようにとの配慮から、彼らの「勤務時間」は3時間以内にしてあるとワシリーさんは言う。料金はオーダーにより、1時間300~600ルーブル(およそ580~1170円)。今後は個人ビジネスを起業し、四つ足で尻尾のついた新しいスタッフを雇用する計画だということだ。

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